名古屋ネタが続きますm(__)m
名古屋と言えば、6月だ
名古屋と聞くと、まず思い出すのが梅雨時の湿気と暑さなのだ
今から暦が約二巡り前の今月、はじめて名古屋に1ヶ月滞在した
それまで東京では何度か体験していたが
地方の劇場公演は初体験だった
いわゆる演歌の座長公演というやつで
髷物の芝居を約2時間、その後に歌謡ショーを約1時間
毎日2回、ほぼ5〜6勤1休で、40数回繰り返す興業だ
芝居には絡まないし、職住超接近だし
一日の勤務時間は、楽屋での待機時間を含めても
たったの4,5時間
それはそれは夢のような滞在… のはずだった
しかし、住まいは安いビジネスホテル
ちょっと手を伸ばせばどこにでも手が届くコンパクトな部屋は
あまりに便利で、息が詰まった
そして、初めて遭遇する蒸し暑さにも閉口した
住まいから劇場まで、わずか数分の距離を歩くのも
後半はしんどくなるほど、じりじりとした陽射しと
ねちねちとまとわりつく空気に
行動半径はどんどん狭くなり
ホテルと劇場と酒場と今は亡き栄のダイエーが
日常世界のほぼすべてになった
何しろベッドの上からデスク脇のエアコンのスイッチに手が届くという親切設計
そして送風口はもろノドを直撃する
もちろん当時のホテルのエアコンに温度調節なんてものはない
お休みタイマーなんて便利なものもない
冷やすだけ冷やしてスイッチを切って寝るのだが
未明に、蒸し暑くなって目が覚める
ちょっと冷やして、また切って寝る
そんなことを繰り返していたのだが
そのうち、就寝中に無意識にスイッチを入れる技を覚えてしまった
おかげでノドをやられ、声は売り切れ
終盤耳鼻科に通い点滴の毎日となってしまったのも、今となっては良い思い出…
なんてことはけっしてない
あの時は、もう二度と名古屋に来るもんか、と誓って帰ったのだった
しかし、その後もほぼ毎年、名古屋に滞在することになった
それも、何故か6月と7月ばかり
二ヶ月連続なんて年もあったっけ
だから名古屋というと、あの湿気と熱気をまず思い出してしまうのである
そんな6月も間もなく終わる
あれから幾星霜、名古屋の1ヶ月滞在も
いつのまにか、春夏秋冬、すべての季節を体験したな
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